大切な事

はいどーも。

最近暇を持て余している伊右衛門です。

常に体がだるいです。死にそう。



突然ですが物語を書きたいと思います。


―むかしむかしあるところに
ウサギとキツネが住んでおりました。

ある日ウサギが野草を食べに草原に行くと、既にそこに居たキツネに

「やい!ここはオイラの土地だ!草を食べるんじゃないぞ!」

ウサギは困った末に、キツネにこう言いました

「わかったよう。でも、あそこのキリン君は草を食べてるよ」

キツネは焦りました。草原がキツネの土地というのは真っ赤な嘘。キツネは言い訳を始めました。

「いや、あいつとはさ、親が仲良いから特別なんだよ!」

ウサギはそれを信じました。

…少なくとも、キツネにはそう見えたでしょう。

「そうなんだ。じゃあ、またね」

そう言うとウサギは立ち去って行きました。



微かな笑みを残して…。



次の日から、キツネの家に怪文書が送られてくるようになりました。

『おマえはやリスぎタ。まんゲつノ夜ニ裁きヲあタエよウ』

キツネは犯人探しを始めました。

が、犯人は分からず毎晩怪文書は送られて来ます。



そして、満月の夜が来ました。

キツネは怖くて家から出ませんでした。が、気付けば眠っていて、何事もなく朝を迎えました。

ですがキツネはすぐに異変に気が付きます。

「草原が…ない…!?」

次の瞬間、背後から気配を感じたキツネは、振り向くと同時に距離を置く。

そこにはウサギの姿がありました。以前とは違う、体格で。

「ウ、ウサギ…!?どうして!?」

「フフフ…貴様はやりすぎたのだよ…!」

そう言うとウサギは、キツネの横腹に渾身のボディーブローを入れた。

「フハハ!力が無限に溢れるようだ…!」

「クッ!貴様まさか…、違法農薬か!」


ウサギはうずくまるキツネに歩み寄り、蹴りを入れる。

「グゥ…!」

「アッハッハッ…!」ドガッ

ウサギは笑いながらキツネに蹴りを加えます。何度も、何度も、何度も、何度も…。


人が作り出す物は、あらゆる生物に害をもたらす物があります。

それは決して許される事ではありません。

一例として、麻薬がそうです。

どんな理由があろうと、麻薬に手を出してはいけません。


あなたも、ウサギさんのようになってしまいますよ…。


これを、麻薬防止委員に送ってみようと思います。